イベント

AJE-SIG ヨーロッパ継承日本語ネットワーキング2024

2024年2月4日(日)

欧州継承日本語ネットワーク(ヨーロッパ日本語教師会SIG)からオンラインセミナーのお知らせです。
日本の國學院大學 加納なおみ先生をお呼びして継承日本語教師を対象にした講演・ワークショップを開催いたします。参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みください。

【申し込みフォーム】
https://forms.gle/37cbNeANyBKPV4pA7

【セミナー概要】
テーマ:トランス・ランゲージングと継承日本語教育–ヨーロッパでの授業実践のために–
講 師:加納なおみ先生(國學院大學 教育開発推進機構 教授)
日 時:2024年2月25日(日) 10:00-12:15
対 象:欧州の継承日本語教育に関わる教師、実践者
定 員:40名(先着順)
会 場:Zoom
参加費:無料
申し込み締切:2月19日(23時59分 CET)まで  定員になり次第受付終了
主 催:欧州継承日本語ネットワーク(ヨーロッパ日本語教師会SIG)
助 成:国際交流基金

お問い合わせ:ajesigkeishonihongo@gmail.com

【講師の先生から】
本セミナーは「トランス・ランゲージング」に関するレクチャーとワークショップの二部構成となっています。
「トランス・ランゲージング」とは、思考力と内容理解を重視し、言語の四技能(読む・書く・話す・聞く)を統合しながら複言語でのリテラシー強化を目的としたウェールズ発祥のバイリンガル教授法に由来しています。そのためトランス・ランゲージング教授法は、複言語話者の柔軟な言語使用に根ざし、複言語使用を規範・標準としています。近年では外国語教育も含め世界各地の多様な教育現場で急速に広がる一方、トランス・ランゲージングを巡る理解や受け止めには少なからず混乱も見られます。そこで、本セミナーでは、まず前半のレクチャーで、トランス・ランゲージングに関する理論的側面や、混乱しやすい点についてわかりやすく解説し、トランス・ランゲージング教授法を授業に取り入れる際のポイントなどを紹介します。続く後半のワークショップでは欧州の継承日本語教育現場を想定し、トランス・ランゲージングを取り入れた授業プランを、国語の教材を発展的に使いながら扱っていきます。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。

欧州日本語教師会SIG
ヨーロッパ継承日本語ネットワーク https://www.eaje.eu/ja/project-sig-keishogo
メンバー (五十音順) 
板倉法香(スペイン)公立語学学校アリカンテ
齋藤あずさ(イタリア)文化協会にほんごもっと
フックス-清水美千代(スイス)バーゼル日本語学
根元佐和子(フランス)パリ南日本語補習校
三輪聖(ドイツ)テュービンゲン大学
若井誠二(ハンガリー)カーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学

ヨーロッパ継承日本語ネットワーキング2024ポスター